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高専から理工学部以外の学部への進学方法

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高専から経済学部や医学部、外国語学部など、理学部や工学部以外の学部への進学方法を紹介する。

編入できるのは経済学部と農学部

下の表は、学部別の高専から進学する方法である。

[学部別]高専から進学する方法
進学方法
経済学部 大学3年生へ編入可能
農学部 大学3年生へ編入可能
医学部・看護学部 大学1年生へ入学
外国語学部 大学1年生へ入学
その他の学科など 大学1年生へ入学

経済学部や農学部は、高専から大学3年生に編入することもできるし、センター試験などを受けて1年生から入学することもできる。

ここからは、学部別の進学方法を詳しく紹介していく。

経済学部:編入可能

高専から経済学部へ編入する学生は少なからずおり、国立大学であっても3年生から編入できる。

ただし、入学後は単位認定で苦労するようだ。

農学部:編入可能

高専から農学部へ編入する学生は少なからずおり、国立大学であっても3年生から編入できる。

しかし農学部の情報は不足しており、単位認定がどのようになっているのかは不明だ。

医学部・看護学部:編入不可

高専在学中に起きた病気やケガなどをきっかけに、高専から医療分野へ進学する学生は少なからず存在する。

結論から言えば、高専から医学部や看護学部に編入することは不可能であり、高専に何年在学しようと大学1年生から入学することになる。

私立大学の医学部は授業料が非常に高く、授業の安い国立大学の医学部は偏差値が高い。また、医師になるには大学で6年間学ぶ必要があり、ハードルが高い。しかしながら、高専3年生を修了後に国立大学医学部に入学し、医師になった者も実際に存在する。

次に、看護士になるには大学を4年間または専門学校を3年間在学する必要があるので、それらの学校に入学しなければならない。

一方、高専から就職して仕事をしつつ、またはお金を貯めて専門学校に通って鍼灸師や整体師になり、医療分野に携わる道もある。(ただし、高専生が鍼灸師や整体師になった例を私は聞いたことがない。)

学国語学部:編入不可

語学を極めるために高専から外国語学部へ進学する学生はよくいるが、大学に編入することは不可能であり、大学1年生から入学することになる。

話は変わるが、私はかつて工業英検2級を勉強していた。工業英検1級や2級は技術翻訳家になりたい人がよく取る資格であり、そのため翻訳家に関する本もいろいろ読んだが、金原瑞人氏の著書「翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった」のように翻訳家の厳しい収入事情を紹介するものも多い。

なぜなら、日本で外国語ができる人は帰国子女や留学経験者、在日外国人、外国語学部出身者を中心に山ほどおり、そのため小説を和訳する一般的な翻訳家は日本国内に多数おり、仕事を奪い合っているからだ。

一方、医療や理工学といった高度専門分野は、その分野の学歴や職歴がある人しか翻訳できないため、翻訳業だけで食べていける。実際に、高専卒の翻訳家もいる。

高専の学歴は役立つことも

翻訳家になる時に高専で学んだ知識が役立つように、高専の学歴がムダになることはない。

異色の経歴を持つ人は、採用する側にとってもメリットがあるので、高専卒の学歴が役立つ可能性はある。