高校生でも契約できる格安SIM一覧
口座振替やデビットカードに対応した格安SIMなら、クレジットカードを作れない高校生でも契約できる。
クレジットカード払いが中心
多くの格安SIMの支払いはクレジットカード払いが中心であり、クレジットカード払いしか対応していない事業者も多い。
また、未成年(20歳未満)が契約することを禁止している格安SIM事業者も多い。
一方、クレジットカードを持っていなくても、そして未成年でも口座振替やデビットカード払いで契約できる格安SIMがある。
口座振替に対応した事業者:OCNやBIGLOBEなど
クレジットカードがなくても口座振替なら格安SIMと契約できる。下の表はその口座振替に対応した格安SIM事業者の一覧である。
格安SIM事業者 | 音声対応プラン | データ通信プラン |
---|---|---|
OCN モバイル ONE | ○ | ○ |
BIGLOBE LTE・3G | ○(条件あり) | ○ |
IIJmio | × | × |
NifMo | ○(条件あり) | ○(条件あり) |
楽天モバイル | × | × |
DMM mobile | × | × |
ぷららモバイルLTE | ○ | ○ |
b-mobile | × | × |
So-net モバイル LTE | × | × |
TONE mobile | × | × |
mineo | ○(条件あり) | ○(条件あり) |
UQ mobile | × | × |
U-mobile | × | × |
freetel mobile | × | × |
もしもシークス | ○(条件あり) | ○(条件あり) |
(SIMサーチ-格安SIMの支払いで口座振替を利用できるMVNOなどの情報をもとに作成)
※BIGLOBE(音声対応プラン)やNifMo、mineoで口座振替をするには、光ファイバーなどの接続サービスを利用し、その支払いを口座振替にする必要あり。
※もしもシークスで口座振替をするには、最寄りの代理店に行く必要あり。
よって簡単に口座振替で申し込みができるのはOCNとBIGLOBE(データ通信プラン)とぷららの3社だ。
なおOCNとBIGLOBEとぷらら、それぞれ親の同意があれば未成年でも契約できる。
デビットカードに対応した格安SIM:OCNやIIJなど
クレジットカードがなくてもデビットカードなら格安SIMと契約できる。
なお、デビットカードとは16歳から持つことができる準クレジットカードだ。
下の表はそのデビットカード払いに対応した格安SIM事業者の一覧である。
格安SIM事業者 | デビットカード払い |
---|---|
IIJmio | ○ |
DMM mobile | × |
OCN | ○ |
BIGLOBE LTE・3G | × |
楽天モバイル | ◯ |
mineo | × |
so-net mobile | × |
hi-ho | × |
NifMo | × |
UQmobile | × |
b-mobile | × |
ぷららモバイルLTE | × |
(ぷらんちゃ.com-【クレカ不要!】格安SIM、MVNOの口座振替対応一覧などの情報をもとに作成)
OCNやIIJのデータ通信プランは親の同意があれば未成年でも契約できる。一方、IIJの音声対応プランや楽天モバイルは満20歳に達しないと契約できない。
よって、高校生でも簡単にデビットカード払いで申し込みができるのはOCNとIIJ(データ通信プラン)だ。
OCNとぷららとBIGLOBEとIIJを比較
先ほど紹介した高校生でも契約できる格安SIMのOCNとぷらら、BIGLOBE(データ通信プラン)、IIJ(データ通信プラン)を比較する
OCN | ぷらら | BIGLOBE | IIJ | |
---|---|---|---|---|
クレジットカード以外で未成年が契約できるプラン | 音声 データ |
音声 データ |
データ | データ |
価格 | 1,600円~ (音声) 900円~ (データ) |
1,600円~ (音声) 900円~ (データ) |
1,400円~ (音声) 900円~ (データ) |
1,600円~ (音声) 900円~ (データ) |
容量 | 110MB~170MB/日 3GB~15GB/月 |
110MB/日 7GB~無制限 |
1GB~12GB/月 | 3GB~10GB/月 |
(価格は税抜き)
価格とスペックはほとんど同じであり、違いがわかりにくい。では、速度はどれが速いのだろうか?
下のグラフはITmediaが公開している格安SIM16事業者17サービスの速度計測結果である。
(出典:ITmedia Mobile-「格安SIM」16サービスの実効速度を比較(ドコモ回線11月編)
利用者がまだ少なく、回線に余裕があるFREETELやSo-net、DMM、WonderLink、DTIといった新規参入事業者は通信速度が本家のドコモを超えているところもある。
一方、回線が混む午後の通信速度は下のグラフの結果となる。
(出典:ITmedia Mobile-「格安SIM」16サービスの実効速度を比較(ドコモ回線11月編))
回線が混む時間帯、FREETELを除いて、格安SIM事業者の通信速度は非常に遅い。特にぷららは最も遅い結果となっている。
よって、速度の安定性を求めるならOCNとBIGLOBEとIIJが無難な選択でしょう。
Amazonで買うと8割引きも
格安SIMは家電量販店で買うこともできるが、Amazonで購入する方がお得だ。Amazonで販売しているSIMパッケージは全く同じものなのに、価格が非常に安く、8割引きのSIMパッケージもある。
ただし、BIGLOBEやぷららで口座振替が可能なのは電話での申し込みのみ。Amazonで販売されているSIMパッケージだとウェブからの申し込みになってしまうので、支払い方法はクレジットカード払いとなってしまう。
よって、Amazonでお得に買えるのはOCNとIIJだ。
私は実際にAmazonでOCNのSIMパッケージを購入したことがあるが、後日にOCNに電話して口座振替で契約できた。