奨学金の滞納でブラックリストに掲載される
奨学金を3ヶ月滞納し続けるとブラックリストに掲載される。
高専生の1割は延滞している
日本学生支援機構-返還金の回収状況等について(PDF、4ページ目)によると、高専卒業生の1割は奨学金を延滞している。
大学に比べて、高専は就職率が良く授業料も低い。しかし日本学生支援機構のデータを見る限り、卒業生の1割はお金に困っている状況だ。
3ヶ月滞納するとブラックリストに掲載される
3ヶ月連続で奨学金の返済をしなかった場合、個人信用情報機関へ登録、つまりブラックリストに登録される。
いったんブラックリストに掲載されると、返済完了の予定日+5年間は自分の個人情報が掲載される。
また、ブラックリストに登録されることでクレジットカードや自動車ローン、住宅ローン等の新規契約ができない。さらに奨学金を滞納すれば、年率10%の延滞金が発生する。
滞納しそうになったらすぐに相談を!
奨学金の返済を3ヶ月続けると「ブラックリスト登録」+「延滞金」という2つの悪夢がやって来る。
一方で、育英会などの奨学金を借りたところに相談すると返済の猶予をしてくれるので、早めに相談したほうが良いでしょう。
最終手段は自己破産
病気による失業などで奨学金の返済のメドが立たない場合は、自己破産を申請することになる。
ただし自己破産をしても連帯保証人に借金が行き、財産の一部は差し押さえられブラックリストにも登録される。