高専卒業し隊

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専攻科と大学の同時入学が可能に

2023(令和5)年4月から、高専の専攻科の在学中に九州大学の編入が可能となり、専攻科に在籍しながら九州大学の授業を受けられるようになる。

専攻科と九大の単位を同時に修得できる

九州大学-融合基礎工学科 高専連携教育プログラムについてによれば、2023(令和5)年4月から、九州の9高専(久留米有明北九州佐世保熊本大分都城鹿児島沖縄)いずれかの専攻科に在籍しながら、九州大学工学部3~4年次に在籍し両方の単位を修得することで、高専の専攻修了証と九州大学の学士(工学)の学位がそれぞれ修得できる。

専攻科は忙しいため九大の勉強は困難

私が在籍した高専の専攻科は1日4限(50分×4)しか授業がなく、午後からは授業がなかった。

ただし専攻科の研究は忙しく、私の先輩の中には、研究職が嫌になり大学院への進学を辞めた人もいる。

そんな忙しい状況で九州大学の学生と同じ授業を受けるのは難しく、どちらか一方の学業が犠牲となるでしょう。

二重学籍になるため企業から怪しまれるかも

日本で二重学籍を持つ人は珍しく、履歴書を書く際に、二重学籍を書くと企業に怪しまれる可能性もある。

記事「高専退学後の就職の実態」で、高専4年生を修了後に公務員試験を受け、面接官に高卒の学力があることを面接官に伝えたにも関わらず、履歴上は「中退」のため認められず、就職できなかった学生がいたことを紹介した。

この学生のように特殊な経歴の場合は、認められない場合や怪しまれる場合がある。

怪しまれないために、どちらかの学歴を省いて履歴書を書けば良いと思ってしまうが、これは学歴詐称となる。

よって、二重学籍は避けられないのだ。