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「自主退学しろ!」 学校から退学を迫られたら

校則違反や法律違反、出席日数不足、学業不振、妊娠など、様々な理由で学校から自主退学を迫られる事例はよくある。その際、自主退学せずに済む方法を紹介する。

脅迫されて退学書にサインしても無効にできる

学校から自主退学を求められても、その自主退学勧告に法律上の強制力はなく、憲法で「教育を受ける権利」が定められている以上、そもそも強制的に学生を退学させることは難しい。

また学生が教師から脅迫されて退学書にサインしたとして、脅迫による意思表示は取り消すことが出来るため退学書そのものを無効にできる。

「退学させたいなら裁判しろ!」と要求するのが得策

学校が強制的に退学させる方法は、裁判をすることだ。しかし以下の理由で実際に裁判をすることは難しい。

  1. 最高裁の判決が出るまで何年もかかり、その間に学生が卒業するから
  2. 精神的被害を被ったとして、学生は学校や教員に慰謝料を請求できるため

よって自主退学を迫られたなら、「退学させたいなら裁判しろ」と要求するのが得策である。

弁護士をつけるとうまく解決できる

学校が何か文句を言ってきた場合、弁護に依頼して対応してもらうことをオススメする。

無料で法律相談できるところ

弁護士への依頼費用は高いが、無料で相談できるところや、裁判費用を補助してくれる保険もある。

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特徴 外部リンク
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出典

ベリーベスト法律事務所ー「退学してください」学校から自主退学勧告を受けた場合の対処法は?
さいとうゆたか法律事務所ー学校の退学を迫られたらどうする?